2022.9.20
Photoshop初心者向け!画像のレタッチ方法
Photoshop初心者の方向けに、画像のレタッチの方法についてまとめます!
レタッチとは?
そもそもレタッチとは、画像の色の補正や汚れの除去、合成といった画像の修整や加工作業のこと全般を指します。今回は、「不要物の除去」を抜粋して説明しようと思います。 例えば、モデルさんの顔に傷やシミがあり、Photoshopで消して欲しいというご依頼や、鏡へのカメラマンの写り込み、机の上の邪魔なものを消したりなどが、レタッチによって可能になります。難しそうとよく言われますが、誰でもできる簡単な作業のため、この機会にぜひ習得してみましょう!
レタッチの方法
今回使用する画像はこちら(商用利用ありのフリーの画像素材を使用しております)。
一隻の船に鳥が群がっている様子を上から撮影した画像ですが、今回はこの鳥を全て消していきます!
1.画像の取り込み
まずはPhotoshopに画像を取り込みます。
試しにズームしてみるとこんな感じです。
周りに障害物が少ない上に、背景が一色のため、とっても消しやすそうな素材ですね。
では、早速作業していきましょう!
2.コピースタンプツールを選択
まずは、左のバーからコピースタンプツールを選択します。
このツールは、画像の他の箇所をコピーして別の箇所に貼るというツールです。
この機能を使用すると、簡単かつ高クオリティな画像レタッチが可能となります。
3.コピー元の設定
コピースタンプツールを選択できたら、試しに画像のどこかをクリックしてみましょう。
すると、画像のようなポップアップが出ます。
指示通りにoptionキーを押しながら画像をクリックして、コピーするポイントを定義してみましょう。
この時のコツは、周りに障害物がない場所を選択する事です。
障害物がある場所を選択してしまうと、障害物も一緒にコピーされてしまうので要注意です!
4.対象物を消す
コピー元の定義ができたら、そのまま消したい対象物にカーソルを合わせてクリックしてみましょう!
すると、あっという間に消すことができます!
完成形はこちら。
船以外は全てきれいに消すことができました!
そして、今回対象物を消すというレタッチ作業にかかった時間はわずか5分。
時間にしてみるとその簡単さがよく分かりますね。
終わりに
あまりにも大きなものを消そうとしたり、背景が複雑な場合などを除き、大体はこの方法で消すことができます。
思ったよりもずっと簡単ではないですか?
ぜひ皆さんも実践してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
西山 晃世
2022年新卒入社、EMCカンパニー所属ディレクター。業務ではSNS運用・広告運用、映像編集などを担当。普段は音楽作家、デザイナーに従事。ブラックミュージックが好きです!