2020.8.6
リモートワークを乗り切る知恵が大集合!「Members Diner #03」実施レポート
こんにちは、メンバーズ新卒入社1年目の佐藤尚樹です。緊急事態宣言解除後も、多くの企業で続くリモートワーク。「新しい働き方」として世の中には浸透しつつありますが、うまくいかないなあ…。なんてことはありませんか?この記事では、7月21日「いろんな立場からのリモートワーク」をテーマに開催されたオンラインLTイベント「Members Diner #03」の様子をお伝えします。
Members Dinerとは
Members Dinerは、職種もキャリアも様々なメンバーズグループのクリエイターが、LT(ライトニングトーク)を繰り広げる、社外向けオンラインイベントです。
社内のナレッジを外に発信し、視聴者と共に学びあい、日々の仕事に活かそうという趣旨のもと開催されています。
いろんな立場からのリモートワーク
第3回のテーマは「リモートワーク」。チームリーダー、新卒など、いろんな立場からリモートでの苦悩や工夫がシェアされました。皆様の参考になるお話もきっとあるはず!
当日は総勢8名の方が登壇し、このような流れで進められました。
- イントロ
- 第一部(LT×3)
- フリートーク(休憩)
- 第二部(LT×3)
- フリートーク(休憩)
- 第三部(LT×2)
- フリートーク(休憩)
- クロージング
さっそく第一部から、LTを1人ずつご紹介します!
【第一部】リーダー、メンター必見!リモートマネジメント
在宅チームビルディング٩( ‘ω’ )و
メンバーズEMCカンパニー ディレクター(っぽい人) 福田大輔さん
トップバッターは、北九州拠点で制作チームリーダーを務める福田さん。リモート環境の中、まったく新しいチームを率いることになったそう。まずは目標をチームで共有したうえで、1on1と、喋りやすいよう人数制限をしたビデオ会議を実施。さらに試験的に、メンター・メンティーのようにメンバーで支えあう師弟制度を導入しているそうです。
突然「翌日から在宅待機」と宣言されたチームリーダーの課題と苦悩
メンバーズキャリアカンパニー フロントエンドエンジニア/ディレクター 佐藤拓郎さん
続く佐藤さんは、リモートのノウハウはゼロの状態で、急遽在宅を言い渡されたそう。そこで実施したのが、毎日3回の頻度で行う定例会。うち1回を雑談中心のものに変更したりしながら、課題だったメンバーのモチベーション維持、コミュニケーション活発化を実現したそうです。
前半の2人に共通していたのは「雑談をうまく取り入れたい」というところでした。何気ない会話をするのも一苦労なリモートワーク。あらかじめネタを用意したり、自分の悩みを相談したり…。チームを束ねるリーダーの努力が垣間見えました。
リモートワーク下でのOJT
メンバーズEMCカンパニー ディレクター 大三輪柚李さん
3人目は、メンティーとして新卒の育成を担当する大三輪さんのお話です。リモートでも特別なことはせず、Web会議での画面共有とフォーマットの活用で、新卒はいくらでも伸びるとおっしゃっていたのが印象的でした。メール、指示書などの作成方法をまとめたフォーマットは、共有化することでチームの資産にもなるようです!メンバーズの新卒はほとんどがリモート環境しか知りませんが、伝え方次第ではリアルとの差を感じさせないことが可能なんですね。
【第二部】リモートでもできること。リモートだから考えること
リモートワークでもコーダー⇆デザイナー間の連携を強化!
メンバーズEMCカンパニー デザイナー 堀口マル子さん
第二部の1人目、堀口さんは、コーダーとの濃いコミュニケーションがより良いクリエイティブを生み出すと実感したさなか、リモートへの移行となったそう。それでも、方向性の共有、迅速な連絡、具体的な指示出しをこれまで以上に徹底することで、うまく乗り越えたそうです。難しいからといって諦めずに、最大のパフォーマンスを発揮するにはどうしたら良いか、考える必要性を改めて実感しました。
リモートワーク【でも/だともっと/だからこそ】できること
メンバーズEMCカンパニー コーダー 坂木健二さん
続く坂木さんは、コーダーという職業柄、リモートでも変わりなく仕事ができ、むしろ時間を活用して環境の整備や、専門外のことまで含めた、自己研磨に励むことができるようになったようです。だからこそ、この働き方改革を一過性に終わらせないこと、支えてくれている全ての人への感謝を忘れないことが大切であるとおっしゃっていました。
事務系仕事×リモートワークを推奨したい理由がこんなにあります
メンバーズデータアドベンチャーカンパニー データアナリスト 成川雄大さん
成川さんは、10年以上オフィス勤務してきた立場から、リモートを推進する理由を話してくださいました。中でも、本当に必要とする方へ交通を譲る、ペーパレス、雇用拡大など社会課題解決にも繋がるという話は興味深かったです。一方、セキュリティや生産面の不安にはソリューションがあるということにも触れられており、まさにこの話の前に、坂木さんが大切だとおっしゃっていた「全ての人への感謝」と結びつく部分です!様々な視点からの考えが聞けた瞬間でした。
【第三部】リモートネイティブ世代の話
入社から配属まで一1度も出社していない20卒の話
メンバーズEMCカンパニー ディレクター 竹内南那子さん
第三部は20新卒の2人。まずは竹内さんです。入社式は延期になり、研修も急遽オンラインに…。リモートゆえの「見えない」という悩みを、「雑談によるすぐに相談できる環境づくり」「能動的なコミュニケーションによる状況の把握」「カメラON・積極的なリアクションなどによる存在感の発揮」で乗り越えたようです。
配属後も1度も出社していない20卒の話
メンバーズEMCカンパニー ディレクター 佐々木和哉さん
全体の大トリでもある佐々木さんは、在宅ワークが続く中での配属で、困ったことと工夫したことを紹介してくださいました。入社前にインターンとしてオフィスワークも経験していたようで、最も困ったのはコミュニケーションだそう。大切なのは「積極的に発言する」よりも「積極的に相手の行動を引き出す」相互のコミュニケーションだと感じたようです。
2人とも共通して、「例年と違う環境を言い訳にせず、どう乗り切るかを考えることが大切」ということを最後に口にしていました。「リモートネイティブ世代」らしく勢いがあって良いですね!!
ぶっちゃけ話も聞ける?フリートークとMiro
各パートの間には、フリートークと称された休憩時間が用意されており、MCと登壇者がリラックスした雰囲気で、出てきたトピックスについて話したり、質問に答えたりします。コメントもよく拾われるので、参加した際はぜひ積極的にコメントを!
また、視聴者からの質問は、Miroというオンラインホワイトボードにまとめられており、登壇者の回答も可視化されています。裏でこのような仕組みが機能するのは、リモートだからこそですね!
まとめ
いろんな立場からのリモートワーク、いかがでしたでしょうか?今後も続くことが予想されるリモートワークを乗り切る知恵として、皆様の参考になれば幸いです。個人的には、同期がこのような場に登壇し、社外に向けて情報発信をしていることがとても刺激的でした…。メンバーズグループには、まだまだ多くのナレッジが眠っています。今回見逃してしまった皆様も、次回の開催をお楽しみに!
Members Diner公式アカウントはこちら。
この記事を書いた人
佐藤 尚樹
2020年メンバーズに新卒入社。神奈川県横浜市出身。履歴書に書く趣味が欲しくてスケボー始めました。最近は友達欲しさに荒野行動始めました。