2020.7.6
【仙台限定】MED Talk vol.2で見た!仙台のミライモンスター《参加レポート》
こんにちは、20新卒 仙台勤務の安田です。
2020年6月18日(木)に開催された【仙台限定】MED Talk vol.2に参加したので、開催の様子や感じたことをお伝えできればと思います。
毎年多くの新卒が入社するメンバーズ。“MED Talk”は、その大勢の仲間の中で、自分だけの武器を見つけ、挑戦し、キャリアを思い描くことを目的に行われているイベントです。
参加した理由は、全面的なリモートワークになってからというものの、同部署の先輩も顔合わせしたことがなく他部署の先輩に関しては名前も知らない、なんて状況でしたので、少しでもどんな先輩方がいるのか知りたいという理由で参加に踏み切りました。内容については難しい用語や業務について触れまくるものだと思っていたので、そこは置いといてとにかく顔を見たかったのが本心です(笑)
良い意味でイメージと違った
当日のアジェンダは仙台の若手クリエイター3名によるスピーチとQ&A sessionでした。登壇者は白岩春香さん、MING HAN TSAIさん、河合大地さん!!(発表順)
はじめにお三方の発表タイトルをご紹介させていただきます。
- 白岩春香さん「やりたいことを見失った新卒の話」
- MING HAN TSAIさん「落下、夢と距離の話」
- 河合大地さん「私の考える クリエイターの習慣作り」
てっきり現在の先輩方の活躍を披露されると思っていた私はこのタイトルを見ただけで驚いてしまいました。
最初のイメージよりももっともっと新卒に向けたメッセージだったのです。タイトルがエモすぎる…。MING HAN TSAIさんは小説でも書いたんかと思いました。
やりたいことを見失う新卒後半
まずは、白岩さんの発表です。私自身、危惧していたことをダイレクトに突かれるタイトルで、始めから緊張しっぱなしでした。
私はデザインもコーディングも経験の浅い人間で、その為にチームでは「なんでもやりたいです」と言い、活力をアピールしているつもりでした。しかしそれも白岩さんに言わせてみれば、「チャレンジ精神に見えて、自分の考えを持っていない」ことだそう…。周囲に自分を知ってもらうには、具体的なビジョンを持つことが重要だとおっしゃっていました。それは肩書だけでなく、技術や先輩同期の人物、また解決したい社会課題等々。これらビジョンを持つか否かで、新卒1年目の成長は大きく違うんだそうです。私は早急にメンターである先輩を目前のビジョンとして掲げました!
連れていってくれる誰かはどこにもいない
続いて、TSAIさんの発表。なんとも深い言葉を仰るTSAIさん。コメントでも終始「エモい」や「深イイ」という意見が寄せられていました。発表用のスライドも限りなく文字が少なく、視覚化されたモノで、TSAIさんの経験と苦悩によって形成された考え方が、私たちもスッと理解できました。
自分は自分でしかアップデートできない。未来は目標ではなく、目前に落ちている一つ一つの選択なのだと、TSAIさんは仰います。常に一歩先の自分を決める選択していく中で、近い将来が形作られていくという事なのでしょう。
正直、私の考えとは少し違っていました。ですが、なんとも腑に落ちる内容でした。それはTSAIさんの体験に基づいた、TSAIさんなりの処方だったからです。私は生き方は千差万別で、“守りで生きる”も“攻めで生きる”も良しだと感じました。
ただし、TSAIさんの言うように「ブレない自分軸」は誰もがはっきりと持つべきだと思います。
継続は力なり
最後にトリを務めたのは河合さんです。河合さんは新卒時代から積み重ねてきた習慣の数々を紹介してくださりました。
中でも、“調べる習慣の大切さ”のスピーチは胸に響きました。僕は業界知識が希薄なせいもあって、簡単な用語も日々調べながら業務にあたっていました。調べた語句の説明にまた意味不明な語句が…なんてこともしばしば。小さなこともわからない自分に少しの恥ずかしさも感じていました。
河合さんは当時、「Webとは何か?」から調べ知識を多層化していったそうです。クリエイターはアウトプットが命の職業だからこそ、常にインプットは怠らない。そういったことを仰っておりました。読書やオンラインサロンからも知識を吸収し、お金を払ってでもインプットを絶やさないその心意気に感動しました。
私は今、どんな小さな調べも、自分を高め、一端のクリエイターになるためのインプットだと思い、日々取り組んでおります。河合さんのお話のおかげです。
まとめ
登壇者も参加者もリラックスした状態で、Q&A sessionも大変盛り上がっておりました。
私にはどのお話も「まさに聞きたかった」内容で、先輩の顔を知れただけでなく、新卒1年目の歩みを考える、非常に良い機会となりました。
vol.3が開催されるのであれば、是非また参加したいと思います!
この記事を書いた人
安田 啓真
2020年 新卒入社。函館工業高等専門学校卒。学生時代は化学を学んできたが、モノを作る側よりモノを伝える側に回りたいと考えメンバーズ入社。大の苔好きで過去にコケ部に所属していた。