2020.11.16
「ヤバい!」Web業界を知らずに入社して焦った話(2020新卒バトンVol.122)
メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。
今回は西岡が担当します。
学生時代にやってきたこと
高校3年生まで剣道一筋でインターハイに行くことばかり考えていた結果、大学受験に失敗しました。
大学に進学しても、生活のためにアルバイトに明け暮れて、自慢ではありませんが勉強を全くしませんでした。
アルバイトを頑張っていたらお店が赤字続きで倒産間近という話をされ、当時焦りました。なぜならせっかく頑張って自給を上げてそこそこお給料をいただいていたので、今から転職したらまた自給も低い状態から上げなければならなかったからです。そんなときに「お店を黒転させれば転職する必要はないのでは?」と思い立ち、お店の改善施策を店長に提案し続けていました(フランチャイズ経営のお店で融通がかなり利くお店だったのでアルバイトの身分でも自由に動き回れたのが不幸中の幸いでした)。
結果的に2つの施策がヒットして、お店は黒転。売り上げは前年の約140%まで改善しました。
お店のみんなでアイデアを出し合ってお店を良い方向に持っていく経験がとても楽しくて、仲間と何かを作っていく仕事に興味を持ちメンバーズに入社しました。
新しく学んだこと
晴れてメンバーズで内定をいただき、2019年10月に内定式に参加しました。
多くの20卒の仲間がいて自身の未来に心躍らせていたのもつかの間、耳にした言葉は「UX」「クラウド」などのよくわからない業界用語でした。おそらく頭の上に「???」が出ていたと思います。
危機感を感じてすぐにインターンシップに応募し、12月~3月まで金融案件チームにお世話になりました。インターンシップでは構築案件をメインにディレクションを経験させてもらい、はじめは専門用語が飛び交っていて異国に来た気分でしたが、3月になる頃にはしたり顔で専門用語を使っていました(※周りの先輩方がしたり顔で専門用語を使っていたという意味ではございません)。
そして、現在も同じチームの一員としてWebサイトの構築案件を中心にディレクターとして携わっています。お客さんやクリエイターの方々と仕事をしていく中で、新しく学んだことは以下の2つです。
・売上や利益の数字を追求することの大切さ
・「早さ」と「品質」においては品質が優先されること
一つ目は自分が営業活動を行っていく中で、目標となる数字を明確に持ち、部署の売上に貢献しているんだという当事者意識をもって仕事をするということです。お客さんが何を求めていて、どんな提案をしたら発注してくれるのか、そこを意識して営業活動を行うだけで視点が少し変わりますし、お客さんの反応も変わります。何より、受注したときの達成感は計り知れません。
二つ目の「品質」についてですが、インターンシップの中で納品期限が近く、確認を急いだために多くのミスをしました。お客さんに納品するクリエイティブに関しては、速さよりも品質を重要視した方が最終的には良いのです。例えば、飲食店で料理がなかなか出てこなかったとします。おなかは減っていてどうしようもなくイライラしていますが、遅れて出てきた料理が絶品だったらお店を出るお客さんは笑顔になっていることでしょう。反対に、とても早く料理が提供されたものの、料理が不味かったらお客さんの満足度は低いと思います。Webサイトの構築も同じで、お客さんの満足するクリエイティブを出すことが重要だとわかりました。
自分自身もまだまだ至らぬ点はありますが、上述した2点を引き続き意識して仕事をしていければいいなあと思っています。
これからどんなことをしていきたいか
これまでもこれからも変わらず、「挑戦」し続けていくだけです。まだまだやりたいことを模索している最中ですが、まずは目先の成果を上げて会社や部署に貢献することが自身の存在意義だと思っています。これから先、より高度なDX案件などにチャレンジし、実力のあるディレクターになるため、日々業務に奮闘しようと思います!
次は、飲み友の加藤潤くん(Vol.125)へバトンをつなぎます~、よろしく!
この記事を書いた人
西岡 大地
休みの日は古着屋を巡ったり、レコード聴いてる人です。