【お悩み相談室vol.6】社会人3年目までに意識しておくべきことは?

メンバーズのデジタルクリエイターの先輩社員が、社会人歴1年目〜3年目の後輩若手社員の悩みに答える連載。今回はキャリアプランやスキルアップに悩む後輩から、先輩への相談です。

こんにちは!
私は現在入社して9か月、会社や業務と向き合って少しずつ環境に慣れて来る時期に突入しました。しかし、まだまだ目の前のことでいっぱいで先々のキャリアを考えるのが難しい、
そこで、社会人歴10年以上であり、部署でも表彰されたことのある佐塚さんと大畑さんにキャリアアップのヒントをもらうため、思い切って相談してみました!
私自身もそうですが、同じ問題を抱えている新卒社員の皆さんへ、こちらの記事をヒントに解決できたらなと思います。

質問1:お二人が2023年に22歳(新卒)だったら、キャリアのためどんなことに意識をおきますか?

早いうちからキャリアプランを立てとくと良いとは聞きますが、どうやったら自分に合ったキャリアを設計できるんでしょうか。まずは、今から意識しておけることを社会の先輩という立場から今の新卒を俯瞰して見て教えていただきたいです。

先輩の回答(佐塚・大畑)

佐塚:コミュニケーションに意識をおく!もともと得意だったけど、新卒に戻っても変わらず行っていると思う。

なぜなら、キャリアアップに最も必要な上長からの評価は最終的に「人」が実施するから。他の人と同じ成果を出したとしても評価する人の心象、印象により少なからず評価が変化するよね。

だから自分の行ってきた業務をいかにうまくアピールできるかが大事だと思うよ。イメージがわかなかったら先輩とか身近でベンチマークを見つけてひたすら観察してみるのもいいかも!

大畑:私もコミュニケーションを意識することに激しく同意!でも佐塚さんと逆で、コミュニケーションが苦手だったけど、その時は受け身な自分を変えようと思って、強制的に接客業をして克服したかな。

今の業界に入ってからは、先輩にプレゼン方法を教えてもらったり、クライアントとの場で一言でも発言するといった目標も立てた。

佐塚:うんうん。そういう意味では、若い段階で得意不得意を見つけたほうがいいかも。ただ、長所(得意)を伸ばすか、短所(不得意)を補うかは人それぞれだと思う。

自分は、得意分野を早めに見つけていたからひたすら伸ばしていたよね。「これが得意!」「これが苦手、、」という物が分かっていると、取り組んでいる過程の心情も違うし、ゴールも見えてくる!

何で失敗したか、なぜ達成できたのかが明確になるよ。

回答を受けて(中野)

コミュニケーションという同じ答えでも、佐塚さんは長所を伸ばし、大畑さんは短所を補ったタイプですね。

自分の得意不得意を見つけられたら、自分の勝ちパターンも見えてきそうだし、業務遂行における反省が明確にできてスキルアップも考えられますね!

質問2:私達のチームの2022年新卒に足りないところは?

キャリアプランを考えるうえで、得意不得意を見つける重要性は理解しました。では、私達のチームの2022年新卒で考えてみて、得意不得意を見つけるために何が足りないか教えていただきたいです。

先輩の回答(佐塚・大畑)

大畑・佐塚:いや~2022年の新卒は賢いよね!

佐塚:複数年目にならないとできないこともできるようになっているなって思う。

その中で、困難に立ち向かう力・精神コントロール力がないかも。やる必要がない、やりたくないっていうとき強制力がなくなっているから、立ち向かう方法を知らなかったり、精神コントロールが正しくできていなかったりとか。

大畑:当時はできるできない関係なく、がむしゃらにやって成功と失敗を学んだな。

佐塚:あ~!今の子は失敗している量は少ないと思う。小さいころから情報化社会に出ているから調べられる分、無理に困難なものに行かないなって思う。

大畑:苦労は買ってでもしろってやつ。

佐塚:そうそう、生活指導で背負い投げくらってるし(笑)

回答を受けて(中野)

それはただ単に素行が悪かったやつ(笑)
でも確かに、私は何かにチャレンジする前に色々情報を集めてからやるかやらないかを決めています。事前準備も大事かもしれませんが、やってみる精神も大事である気がします。

質問3:困難に立ち向かう力・精神コントロール力を高めるにはどんな方法がありますか?

先ほども話しましたが、新しいことを始めるには少し時間もかかりますしやはり失敗も怖いです、、どうしたらこの課題を補えますか?

先輩の回答(佐塚・大畑)

大畑:たくさん方法はあるよ!主に3つ紹介するね。

  1. 自分は新卒だと割り切って失敗を恐れずにちょっとハードルの高いタスクに取り組んでみる。
  2. チームの人や上司への報連相を徹底する。
  3. 先輩や上司から業務を依頼されたら1発合格を目指さずに、30%50%70%と段階的にフィードバックをもらう。

上司や先輩たちに、業務中は厳しいことを言われることもあるかもしれないけど、別に嫌いだから厳しいことを言っているわけではないので(笑)

少しでも分からないこと、悩んでいることがあったら相談してみてね。きっと親身になって相談に乗ってくれると思うよ!

そして、まだまだ仕事人生は長いんだから、これからの数年は、大いに自分の得手不得手や将来の道を探っていい時間だと思います!

回答を受けて(中野)

具体的にありがとうございます!自分自身だけで解決せずに周りを頼ることが、困難に立ち向かう力や精神コントロール力を高める必要要素になるんですね。また、キャリアを積む大きなカギとなりそうですね。

インタビューを通して学んだこと

  1. コミュニケーションの重要性
  2. 先輩・チームを信頼する
  3. 自ら様々な環境に飛び込んで、得意不得意を見極める

初めのうちは、仕事環境における自分の長所や短所は分からないことがあります。そういうときは、業務や学習の難易度を少し高めた環境(やったことのないこと)に身を置くと、自分のできる・できないが明らかになっていくと思いました。

そして安心して身を置けるようになるにはまず、先輩やチームを信頼すること!フォローしてもらえる先輩やチームの人たちをもっと信頼できたら自分のパフォーマンス領域が広がるのではないでしょうか。

様々な環境で、自分がどんな挙動をするのか知ることが大事です。今の自分を知って今後のキャリアを考えられたらと思います。
まずは、今の業務において少し受動的になっているので能動的に動いてみようと思います。

この記事を書いた人

中野未悠

後輩
中野未悠

製薬会社をクライアントに頑張っている22新卒。最近wish list100を作成したので、人生を楽しむ予定です。「ブログを書く」はNo.43にあります。

佐塚

先輩
佐塚

2007年にアディダスに入社。2019年にメンバーズのメディカルマーケティングカンパニーへフロントとして転職。持ち前のコミュ力でたくさんのクライアントとチームから愛される。

大畑

先輩
大畑

1996年に大手飲食企業に入社。紆余曲折あったのち、2012年にメンバーズに転職。現在は、大手外資製薬企業のディレクターとしてウェビナー・メルマガ運用を担当。コーディングからディレクションまで幅広いスキルを持つ。

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