2023.2.17
新卒の方におすすめ!上手に質問をする方法
はじめに
はじめまして、EMCカンパニー22新卒の齋藤です。
会社に入ったばかりの新卒の時期は、質問をする機会がたくさんあるかと思います。
現に、新卒1年目の私は分からないことがたくさんあるため、毎日部署の先輩に質問しています。
質問をしたときに、下記のような経験はないでしょうか?
- 自分の聞きたかったことと異なる答えが返ってきてしまった
- 話しているうちに何を聞きたかったのか分からなくなってしまった
- 自分が調べられる範囲のことだったのにもかかわらず、質問前に気づけず相手に手間をかけさせてしまった
こういった結果を招かないよう、私がたくさん質問をする中で学んだ「上手に質問をする方法」をお伝えします。
そもそも「上手な質問」とは?
上手な質問とは下記の2点を満たすことができるものだと考えます。
- 質問された相手が答えやすい
- 聞きたい答えをもらうことができる
上手に質問をするための方法
質問する前に、質問したい内容について、下記の2点を行います。
①答えてほしいことを明確にする
例:合っているか確認してほしい、どっちにしたらいいか判断してほしい、など
何をしてほしいのかが明確でないと、ほしい答えがもらえなかったり、相手も何をしたらいいのか分からなくて相談のようになってしまったりすることもしばしば…
対応を明確にして、確実にほしい答えがもらえるようにします。
ポイント
「どうしたらいいでしょうか?」という聞き方は、質問された側が考える時間がかかってしまうことが多いです。
対応方法が分からなくてどうしたらいいか聞きたい場合は、一旦自分でどういう対応ができるか考えてみましょう。
それを踏まえて、「こういう方法で進める認識であってますか」や「2パターンの方法が考えられたのですが、どちらで進めるべきでしょうか」などの聞き方にすることができ、
相手が答えやすい聞き方にすることができます。(考えた方法があっていなくても、たたき台があることでどこが間違っているなどの指摘がしやすくなります!)
②判断に必要な情報をリストアップする
現状自分が分かっている情報で、結論を出すために必要になりそうな要素をリストアップします。
また、この工程の中で自分で調べられそうなことがあるようであれば、追加で調べてリストアップします。
例:過去に似たような対応が無いか調べる、すでにマニュアルがないかフォルダを探してみる、など
これによって、質問のターン数を減らして、スムーズに聞きたいことを聞くことができます。
この2点を質問前に行うことで、質問する情報を事前に整理することができ、「上手な質問」が可能になります。
具体的な方法(実際の質問文あり)
最後に私が実際に質問前に行っている確認方法をご紹介します。
私はリモートで仕事することが多いため、チャットベースで質問する機会が多いです。
社内で利用しているチャットツールの「Google Chat」に「送信前に確認するメモ」という自分だけのチャットを作成して、質問する前に質問する内容を書き出しています。
(誤字脱字の防止にもなります!)
私の聞き方の例
大きく分けて4つの要素を記載するように気を付けています。
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[何の話か明確にする]
●●の案件について、ご相談があります。
[前提内容]
本件、〇月✕日納品の案件で、現在〇〇しているステータスです。
案件の対応内容としては、△△になっています。
▼参考資料
リンクなど貼る
[相手にやってほしいことを伝える]
後続の進め方について下記の2パターン考えたのですが、〇〇の観点からどちらで進行すべきか判断していただきたいです。
[自分の中で今出ている仮の答えを伝える]
・A案
・B案
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まとめ
私が日々質問をする中で身に付けた方法のシェアになりましたが、いかがでしたでしょうか?
今後質問をする際の参考になりましたら幸いです。
この記事を書いた人
齋藤柚華
2022年より新卒として株式会社メンバーズに入社。EMCカンパニーにてWebサイト運用のディレクションを担当。最近住み始めた家がとても寒く、春の訪れが待ち遠しい。