2022.9.9
ノンデザイナーがデザインを確認する時に大事にしているポイント3つ
はじめに
こんにちは、EMCカンパニーの染川です。
現在、新卒で配属された部署での業務はクライアント様からいただいたご要望をもとにデザイナーさんに制作指示と修正指示を出す、デザインにかかわるものがほとんどです。
まだ配属されて2か月程ですが、提出されたデザインをチェックする際にどのような点に気を付けるべきなのか、多くの学びがあったため、みなさんにシェアしたいと思います!
これからデザイン業務にかかわる方、すでにかかわっている方、興味がある方にとって、少しでも参考になればと思います。
1.依頼主の指示・意向が反映されているか
そんなの当たり前だよ!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、1番重要なことで、見落としてしまいがちなのがこの項目です。
指定画像やコピーなど、指示内容が反映されているか1つ1つチェックし、「まあ大丈夫だろう」ではなく「間違っているかもしれない」という前提で確認する必要があります。
また、「依頼主がどうしてこのような指示を出したのか」や「どんな見せ方をしたいのか」などの意思をくみ取ってチェックすることも重要です。
例えば、アパレル企業から「カラー展開が豊富なクロップド丈のTシャツを訴求するバナーを作ってほしい」という依頼があったとします。この時、クロップド丈が見えるようにモデル画像をトリミングしたり、豊富なカラー展開が分かるように商品画像を配置したりする必要があります。
上記の「指示内容が正確に反映されているか」に合わせて、このように、指示内容やミーティングからクライアントの意思をくみ取り、それに沿ったレイアウトやトリミングがなされているかをチェックすることも非常に重要です。
2.指示を出す際、具体的な数値や画像を用いる
これは、デザイナーさんと正確に意思疎通を行い、より良い成果物を納品するために重要です。
例えば、「○○の画像を右にずらしてください」などのあいまいな表現は避け、「右に4px移動してください」や、「この画像のこのバナーと同じサイズにしてください」など具体的な数値や画像を用いることで円滑な意思疎通ができます。
また、文字に起こして説明したり、口頭で説明するのが難しい場合は、自身でPSDデータを編集し簡易的なイメージ画像を作ることも有効な手段です。
3.一般人としての目線も大事にする
私が配属されてからの2か月を通して1番学んだことがこの点です。
私は今までの人生でデザインについてほとんど学んだことがない、いわば初心者です。ですから最初の頃は「こんなデザインについて何も知識のない自分がデザイナーさんに修正指示を出しても良いのだろうか」と思ってしまいがちでした。しかし私たちが作った成果物を受けとるエンドユーザーも同様に「デザインの知識のない人」がほとんどです。
つまり、デザイナーではない私たちはユーザーと似た視点でデザインを見ることができるということです。
「デザインについて分からないからな」と遠慮してしまうのではなく、「少し分かりにくいな」など、気になった点は率直に言語化して修正指示に落とし込むことが重要です。
終わりに
私が日々業務で学んだことを簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?少しでも参考になりましたら幸いです。
ディレクターとして、エンドユーザー目線の指示も必要ですがデザイナーさんやクライアント様と認識を合わせるためにも日々デザインに触れ、基本的な知識を身に着けていきたいと思います!
この記事を書いた人
染川美友
22新卒。EMCカンパニーBU4所属。韓国のアイドルが好きです。デザインに強いディレクターになれるよう日々奮闘中です!