2021.9.8
社会人として念頭に置いておきたい3つのこと
こんにちは。EMCカンパニーの菊地です。
Web制作会社に新卒で入って3年と4ヶ月が経つ中で、先輩から仕事のやり方を多く学ばせていただきました。皆さんに共有し、少しでも今後のお仕事のお役に立てていただければと思います。
分からないことに対して何が分からないか分解してから、自分で調べる
調べると言ってもそもそも何を調べたらいいか分からない、というのはよくあることではないでしょうか。私も1年目に日々の業務でよくあり、業務で忙しい先輩に何度も聞いてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。同じような状況の方はまず、以下項目で問題を分析してください。
分からないことの分解項目
①から③の流れで分からないことを分解してください。
①単語
分からない単語がないか(例:AWS、GTMなど)
②観点
前後の文脈から何の話をしているのか(例:マークアップ、デザイン制作など)
③目線
誰との会話で出てきた内容か(例:上司のディレクター、同期のコーダーなど)
①~③の項目で分解したら、以下行動に移してください。
分解項目に対して移す行動
①から③の流れで行動してください。
①単語
Googleで検索する。業界用語であれば単語の意味と詳細が確認できる。
②観点
単語の意味を理解した上で、文章を再度読み直す。文章の中での単語の使われ方を理解する。
③目線
相手がどんな案件、仕事をしているか考える。返答として何を求めているかを考える。
以上の行動を移しても分からない場合は、理解できたところまでで求められている返答を自分なりに考えて返答しましょう。
自信がない場合は、「こういう目線で考えてこうだと思いますがどうでしょうか?」と分析した状況も含めて返答しましょう。
この後、返答をいただきますが、そこで終わってはいけません。
返答をもらっても分からないことはあります。その場合は、業務後や隙間時間に上記に記載した手順でとことん分析しましょう(ちなみに私は業務時間で分析する際には1行につき5分程度を目安で行っています)。
全てのタスクや雑談内容を自分事化して考えることで、クライアントやチームメンバーを知る
知るといっても何をどうやって知ればいいのか?もちろん知れば知るほど良いですが、ここは抑えておきたい項目を紹介します。まずは知るべき項目です。
知るべき項目(何を)
・性格
業務に対してどのように対応しているか(例:責任感が強い、強がりなど)
・業務内容
実際にどんな業務をやっているか(例:グローバル業務、売り場整理業務など)
・ポジション
責任感の大きさがどのくらいか、業務の幅はどのくらいか(例:リーダー、部長など)
・周囲との関係
質問できるメンバーは誰か(例:普段業務しているメンバーは○○さんなど)
上記項目を「全てのタスクや雑談内容を自分事化して考えること」を前提に知った上で、次のコミュニケーションをとることが重要です。
知るまでのコミュニケーション(どうやって)
・雑談でプライベートの話をする
仕事とプライベートで分けている人も多いため、プライベートを知れば隠れている性格も見えてきます。興味がある内容、自分だったら何をするかを話して、さらに話を盛り上げ情報を吸収します。
・タスクの確認を都度する
職種関係なく、どんなタスクを担当しているのかをヒアリングし、自分が対応すると想定してタスクを分解します。タスクに関連したツールや作業が見えてきて、業務内容の理解に繋がります。
・関係者の確認を都度取る
コミュニケーション相手は、タスクを誰からもらっているのか、確認してもらうのは誰かを確認します。周囲との関係の理解に繋がり、ポジションも見えてきます。心配事などこちらでサポートできることも理解できます。
周囲における自分のポジションを認識する
日々人は成長して性格やポジションは変わります。自分のポジションから何をするべきか、周囲への気遣いからタスクを自分のタスクとして認識することが必要です。何ができなかったのか、日々反省することで、どんどんタスクも見えてきます。
以上、日々の業務で参考にしていただけますと幸いです。
この記事を書いた人
菊地 真由
2018年メンバーズに新卒入社。1年目は構築ディレクターで現在は運用ディレクターを担当。趣味は旅行。好きなものはムーミンとワイン。