2021.2.25
改善点を見つけることの大切さ(2020新卒バトン Vol.216)
メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!
2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。
第216回目は木許が担当します。
学生時代に取り組んだこと
初めまして。木許と申します。
私は4年制大学のデザイン系学科で、グラフィックデザインを専攻しました。
幅広いジャンルのデザインを学びたかったため、3年次でのゼミ選択以降も、グラフィックデザインにこだわらず、陶芸演習やメタルクラフト演習などを選択しました。
タイポグラフィのゼミに所属していたため、オリジナルの欧文フォントの制作をして、卒業制作ではこのタイポグラフィデザインの経験を活かし、仏像の印相(手の形)の名称と意味を組み合わせたタイポグラフィを制作しました。
タイポグラフィのまとめ方も含めてかなり難しかったですが、今まで受けてきた演習などを生かした卒業制作ができたと思っています。
新しく学んだこと
入社後に学んだことの中には、Webデザインの知識や社会人としてのマナーなど色々ありますが、一番大切だと思ったのは「改善点を見つけ出す」ことの大切さでした。
内定者インターンや新卒研修などで、Webデザインに関する知識やHTMLやCSSの技術は着実に身に着けていくことができました。
しかし、ある一定の技術ラインに達するとそれ以上の制作ができなくなってくることに気が付きました。
そこで一度基本に立ち返り、デザインに必要な視点や、デザインに取り掛かる前に必要な準備は何があるのかを考えました。
今までも実践していた自社サービスの強みや競合他社との比較に加え、ペルソナやカスタマージャーニーの作成をはじめると、講評でも制作物の質が向上したのを実感できました。
ここで大切なのは「新しい手法を取り入れること」ではなく、「今の自分に足りていないものを客観視して改善点を見つけ出すこと」だと私は考えています。
やみくもに新しい手法を取り入れても、空回りしてしまうかもしれません。
デザインに限らず、スランプに陥ってしまった時や、より成長したい時には一度立ち止まり客観視する時間をとることが必要だと私は思います。
と、考えることはできても、私自身なかなか実践できていないのが現状です。
もっと頑張っていきたいですね!
これからどんなことをしていきたいか
私は現在、タブレットを使用したサービスを展開している会社に常駐しています。
今まで学んできたWebデザインのスキルとは異なる側面も多く、独自のガイドラインも存在するため四苦八苦しながらコーディングや更新作業を行っています。
時にはお褒めの言葉を頂けたりと、大変充実して業務を行えています。
コロナウイルスの影響を強く受けているサービスのため、私自身が大きな力になることはできませんが、日々の更新業務や新規作成の案件にスムーズに取り掛かりスピーディーな仕事をできるよう、今後も成長を続けていきたいです。
できることを増やした暁には、サービスの改善提案まで行えるデザイナーになりたいと考えています。
地道な努力が必要になりますが、なりたいデザイナー像を叶えるためこれからも頑張っていきます。
次回は、最初の新卒グループで一緒になりとてもお世話になった荒木さん(vol.217)にバトンを託します。よろしくお願いします!
この記事を書いた人
木許 優香
苗字はキモトと読みます。現在ヒプノシスマイク2ndバトルシーズンにつき精神が大変なことになっています。まともな写真がこれくらいしかありませんでした。