2021.1.25
諦めないことの大切さ(2020年新卒バトンVol.192)
メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。
今回は志賀 祐介が担当します。
学生時代に取り組んだこと
初めまして、志賀祐介と申します。
私は入社前、専門学校と併修でネットの大学へ通っていました。
専門学校ではネットワーク、サーバー構築やプログラム、基盤制御などのIT分野を広く学び、大学では経済学やマーケティング、企業経営など、主にビジネスの分野を学習していました。
さて、ここからは就活のことを書いていこうと思います。
Web業界への興味
私がWeb業界へ興味を持ったきっかけは、専門学校での企業課題の授業でした。
その課題では、仲見世の方から要件を聞き、アプリやサイトの開発をするというもので、私のチームではお茶屋の顧客管理ができるWebアプリの制作を行うことになりました。
開発では、Java ServletとMySQLを使用し、要素で言うバックエンド中心の課題を行なっていました。今思えば課題の趣旨とは違っていたと思うのですが、コーディングの際に、デザインやレイアウトが素朴で物足りないなと感じた私は、ネットで色々と調べるようになりました。
調べものをしていると、色が与える印象や企業ロゴの意味、Webの画面デザインの視線誘導について書いてあるサイトを見つけ、デザインは奥が深く面白いなと感じ、興味を持つようになりました。また、その時にフロントエンドエンジニアという職種を知り、就職をする際はWebの業界で働きたいと思うようになりました。
就活で苦労した話
私は就活で「妥協せず本当に自分がやりたいことを仕事にする」と心に決めていました。
Web業界で働きたいと思っていた私は、早い段階から就活を行いイベントや様々な会社の職場見学へ行きました。
就活をしているとやはり、デザイン専攻や美術系大学の方が高く、そういった人達がライバルだったため、とても苦労したのを今でも覚えています。
就活も気づけば終盤に差し掛かり、まだ内定をもらえていなかった私は焦りを感じていました。
周りの先生方からも今は内定を貰うことを優先した方が良いと他業種の求人を紹介されるようになり、このまま簡単に諦めてしまって良いのかと考え、悩んでいました。
そんな時、後に恩師となるデザイン科の先生からメンバーズを紹介され、話を色々と聞き興味を持った私は面接を受けることにしました。
面接を受けて
不思議と面接も順調に進み、Web作品提出の段階になりました。
コーディングに不安があった私は、メンバーズを紹介してくれた先生に頼み込み、放課後にコーディングの基礎、考え方などを教えてもらうようになりました。
正直な話、授業ではいつも軽く聞き流していたため、この時コーディングの基礎などを初めて理解しました。
作品を提出すると、最後の面接が始まりました。
私は作品のこだわりや工夫した点について、恩師に放課後教えてもらったことなどを話し、面接は終わりました。
これでダメなら次はどこを受けようか…そんなことを思いながら最後の結果を待っていました。
一通のメール
最後の面接が終わりしばらくして、メンバーズから一通のメールが届き、恐る恐る開くと、そこには「内定」の文字が書いてありました。
私は喜びを感じるとともに、諦めず頑張って良かったと安心しました。
授業後、一番に恩師に報告をし、私の長い就活が終わりました。
もしも、企業課題でデザインに物足りなさを感じていなかったら、就活で妥協し諦めてしまっていたら、恩師が声をかけてくれていなかったら、今の私はここに居ません。
諦めず就活をしていて良かったと思います。
新しく学んだこと
メンバーズに入社してからは、デザインやコーディングについて学びました。
デザインでは、独学で得た知識しか持っていなかったため、配色の組み合わせが与える印象、ユーザーに伝わりやすいレイアウト方法、エフェクトを効果的に使うコツなど、様々なことを学びました。
コーディングでは、JavaScript、CSS命名規則のBEMとFLOCSSなど学びました。
学生の時は、命名規則を意識せず、コーディングもなんとなくで書いていたため、実際の現場で使用されている、命名や保守性の高いコーディング方法など実践的なことを学びました。
また、研修での課題では、コミュニケーションの大切さやタスク振り分けや管理の大切さなどを改めて実感しました。
これからどんなことをしていきたいか
現在、デザインコーダーとして仕事をしているため、業務でより貢献できるように、幅広いデザインやコーディングの知識をつけて行きたいと思っています。
また、後々には専門学校で得たネットワークやプログラム、大学で得たマーケティングや経営の知識なども活かして仕事ができるよう、できることから一歩ずつスキルアップを目指していきたいと思います。
ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。
次は、研修で仲良くなった武藤さん(Vol.194)にバトンを回します。よろしくお願いします!
この記事を書いた人
志賀 祐介
休日は家で音楽作ったり、カフェ巡りをしています。