2021.1.18
相手の立場で考える(2020新卒バトン Vol.185)
メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。
今回は、菅野が担当します。
自己紹介:学生時代取り組んだこと
はじめまして。ディレクターとして働いている菅野隼也です。
大学では、主に国際公共政策や開発協力について学んでいました。具体的に世界の貧困問題について、国際的にどのような取り組みをしたら改善されるのかということを、実際のケーススタディ、国際機関への訪問、ラオスやタイへの現地視察を通して経済学の観点から知見を深めていました。
その中で印象的だったケーススタディは、学校に行けない子どもたちが多い地域のための援助活動として、学校を建てる!ということは考えられがちですが、その施策は就学率をわずかにしか上昇させず、お腹の中にいる害虫を始末する薬を配った時のほうがコストも小さく就学率も大きく上昇させたという事例です。この地区では学校に行けない子どもが多い根本的な理由が、「学校が近くにないから」ではなく、普段から衛生的にもよくない環境に住んでいることによる「学校に行く体力がなかった」ということだったのです。
このようなことを学んでいくうちに、答えのないことに対し、ベストな解決策を考えたいと思うようになりました。今後も仕事をする上でも常に考えていきたいです!
その他の活動としては、社会人サッカーチームでプレーしたり、サッカーを見にひとりでスペインに行ったり、友人と自転車で埼玉から神戸に行ったりと思い付きでやってみたいことはどんどんやってみる!そんな学生生活でした。
新しく学んだこと
現在は、Webサイトの運用、改善のディレクションをしています。入社後は、新しく学んだことだらけです。その中でも特に大切にしていることは、相手の立場でモノ・コトを考えることです。
Web業界のことを何も知らず入社した私にとって配属当初は分からないことだらけでした。先輩に手取り足取り教えていただく中で、「先輩は私にどうなってほしいのか、そのために自分は今、何をすればいいのか」を考えるようになりました。このマインドを持ち、業務を進めていくと今まで思いもつかなかったアイディアを思いついたり、タスクにひと工夫追加できるようになってきました。
施策を考える上でも同様で、「売る側の立場」ではなく「消費者の立場」で考えることでより良いクリエイティブが作れるようになると実感しています。これからも困った時は、チームが、先輩が、クライアントが、エンドユーザーが自分に求めていることを想像し、自分なりの工夫を入れることで、その期待を超えられる成果を創出したいと思っております。
これからどんなことをしていきたいか
私はディレクター職なのですが、ディレクターとしての枠にとらわれないディレクターになりたいと思っています。そのために、マーケティング、コーディング、デザインなどと多様なスキルを業務を通して学習し、身に着けていきたいです。そして私が関わった仕事が、クライアントはもちろん、社会にもいい影響を及ぼせるような仕事をしていきたいです。
4月からは先輩になるのでスキル面だけでなく、ひとりの人間としても一緒に働きたいと思われるような、そんな人間に成長していきたいです!
最後までお読みいただきありがとうございます!
次は研修でずっと一緒だった質問上手の黒滝舜さん(Vol.187)に回します!よろしくお願いします!
この記事を書いた人
菅野 隼也
中学生の頃にスペインのサッカーチーム、バルセロナにドはまりしてからいつかスペインに住みたいと思い続けております。