2020.12.1
できない自分との向き合い方(2020新卒バトン Vol.143)
メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。
今回は市来が担当します。
学生時代、どんなことをやってきたか
私は大学時代、放送研究会に所属し年に6本の番組制作に携わり、商業映画「電気海月のインシデント」のAP(アシスタントプロデューサー)を務め、映像業界でものづくりの楽しさや大変さを感じる日々を過ごしていました。
大学時代を振り返ると、他にもさまざまなことを経験し、とても自由にやりたいことに挑戦したなと思います。
特に、瞬発力を武器に、学生という枠を越えて、商業映画のAPを経験したことは、Web業界で働く今でも大きな財産です。
そしてもう一つ。
学生時代の大きな出来事は大学4年生から親元を離れて暮らし始めたことです。
洗濯機や炊飯器の操作に戸惑ったり、洗剤を入れ忘れたり、お風呂掃除を毎日することを知らなかったり、想像以上に自立することは大変でした。ありきたりですが両親のありがたさをとても感じました。
そして、家族やパートナーとの関係の在り方についてとても興味を持ちました。
家族という存在は、身近なようで一番に見えにくく、向き合うのに体力が必要なので置き去りにされがちな部分もあると思います。
心豊かな社会を創っていくには、そうした一番身近な環境である家族やパートナーと一緒に幸せな状態を作り上げていくことが必要不可欠だと感じました。
社会人になっても、仕事だけではなく、私を取り囲む全てを大切にしていきたいと思いました。
新しく学んだこと
私は今、学びの場を提供するディレクターとして業務を行っています。
配属から半年、できない自分とどう向き合えばよいのか、何度も戸惑いました。
知らないこと・分からないことを目の前にした時の悔しさや、未熟さを感じる毎日でしたが、それを変えることができたのは、「フィードバック=伸びしろ」だと思うように意識し始めたことが大きなきっかけでした。
ダメな自分、力不足な自分を「できない」と一言で片付けるのではなくて、今何ができていなくて、どうなりたいのか?そのためにどうしたらいいのか?とブレイクダウンしていく作業を知りました。
10月には、自分の悩みを元に企画したLT会「〜コロナ禍で皆どうしてる?〜Web業界の新卒お悩み相談会!」で初めてファシリテーターに挑戦しました。
ファシリテーターに挑戦すると決めるまで、「できないかもしれない」「放送事故になるかも」「失敗したら恥ずかしい」という感情でいっぱいでした。
しかし、ファシリテーションは今後の学びの場でも必要なスキルなので、ここは成長するポイントだと思い、困ったら恥を捨てて先輩方に頼ろうとマインドセットし、挑戦することにしました。
当日は、初めてのファシリテーターという不安と大先輩方と登壇しているという緊張感で頭が真っ白でした。でも、実際に挑戦したからこそ得られる学びの方が大きかったです。
伸びしろだらけの私なので、今後も「私らしいファシリテーション」とは何かを探し、成長していきたいと思っています。
これからどんなことをしていきたいか
今後は業務を通して、もっと多くの学生さんや若手クリエイターと一緒に、デジタルの力でもっと心豊かな社会を創っていきたいと思っています。
社会を動かすスキルを学ぶ学生向けのオンラインコミュニティの運営を今後頑張っていきたいです。
より学生に近い目線を持つ私が学生さんに寄り添い、心豊かな社会を創る人材を育成していきたいです。
次は、研修で同じチームだった納富くん(Vol.146)にバトンを渡します!
この記事を書いた人
市来 里穂
2020年4月入社。ピープル&カルチャー室 LX(ラーニングエクスペリエンス)グループのディレクター。オンラインイベントやワークショップなど、クリエイターがお互いにスキルを学びあうためのさまざまな学びの場を提供しています。