2020.8.5
オウンドメディアの特徴、記事の書き方からSEO対策まで徹底解説!「オウンドメディア運用とコンテンツマーケティングの【表と裏】の話」研修参加レポート
メンバーズキャリア(MC)20新卒の竹内です!
2020年7月21日、MC技術顧問 益子貴寛氏による「オウンドメディア運用とコンテンツマーケティングの【表と裏】の話」研修が行われました。
オウンドメディアの記事の書き方から運用ノウハウ、SEO界隈のお話まで、「Voista Media」を一例として取り上げてお話しいただきました。
アジェンダ
1. 運用ノウハウ
2. 記事のアイデア出し
3. 記事の執筆
4. SNSの活用
5. キュレーションサービスの活用
6. Web通知、AMP、広告
1. 運用ノウハウ
はじめに、オウンドメディアは広報や広告と比べ、豊富な量の情報を作り込んで発信できる自社主役の媒体です。
サイトとして記事ページを集積するブログ型の構造であり、明確な目的を持ち検索から来た新規ユーザーが多いという特徴があります。
広告に依存しない検索エンジンからの中長期的な集客が可能であり、ユーザーの育成、新規ユーザーの獲得のメリットがあります。
さらにこれだけは押さえておきたい運用ポイントを教えていただきました。
・編集会議の実施
・コンテンツカレンダーの用意
・記事ごとのキーワードやペルソナの設定
・スケジューリングをしっかりと
オウンドメディアは更新頻度が重要になるので、メンバー間のこまめなすり合わせが重要だと思いました。
2. 記事のアイデア出し
ニューストレンド、社会のニーズ、ライターの興味関心、Google Search Consoleの検索キーワードからアイデアを得ます。さらに検索順位を詳しく知りたい場合は有償ツール(例「Ahrefs」)を検討してください。
記事のネタとして、〇〇とはなにか?のように総合的な総論ネタと、ピンポイントな問題解決に向く各論ネタがあります。
ここでシンプルな問題解決につながりそうな各論ネタを考えるミニワークを行いました。
3分間のシンキングタイムを設けた後、チャットで各自が提案しました。ここでは在宅に関するネタが多く出ました。
3. 記事の執筆
シェア性、検索性、ユーザー体験を意識した執筆を意識しましょう。
記事のタイトルは、問題提起(Problem)と解決策(Solution)を組み合わせた「PSの法則」を用いてSEOを考慮することが重要です。
私自身、なにか知りたいことを検索してそれを解決できそうなタイトルの記事から見ていくのでタイトルはとても重要だと思います。
またここでも、子供のいじめ問題の解決には録音という方法が有効という記事のタイトルを考えるミニワークを行いました。
4. SNSの活用
記事の存在を知らせたり、シェアボタン、公式アカウントの周知やフォローの誘導をしたりするために活用しましょう。
また記事ページのSNSボタンの位置などもユーザーのニーズに応えられるよう配置することも必要です。
5. キュレーションサービスの活用
Smart Newsやグノシー、Googleのトップページに、おすすめ記事として掲載されるGoogle Discoverへの掲載は流入の大幅な増加が見込めます。掲載されるかどうかは不確定なので普段の運用を地道にがんばりましょう。
6. Web通知、AMP、広告
Web通知
記事のPVを下支えする、リピーターを地道に増やすための新着記事を通知するしくみです。
AMP(Accelerated Mobile Pages)
モバイル向けの高速ページです。必ずしも対応しなくてもよいですが、AMPだと広告がシンプルに表示されクリック率が高いので実は広告収入に繋がりやすいという特徴があります。
広告
オウンドメディア内の広告の導入の仕方は、手動埋め込み、Google AdSenseの自動広告導入の方法がありますが、有力メディアとなってくると広告掲載の問い合わせが来ることもあります。
広告収入の目安は1ユーザー当たり1円ですが、自動広告だけでは達成は難しいので手動で丁寧に設定する必要がありそうです。またページ内広告はユーザーに好まれないので慎重に設定しましょう。
研修の感想
今回はユーザーに届く記事の作成方法から解析ツール、クリック率の稼ぎ方など内容盛りだくさんの研修でした!
これを踏まえてプライベートでも記事を書いてみようかなと思います!
以上、参加レポートでした。ありがとうございました!
この記事を書いた人
竹内 美希
東京造形大学卒業。ヘヴィメタルとポケモンとキャッチボールがすき。SNSなどでもゆる〜く作品を投稿中。