コスパだけじゃない!H&Mの魅力。

皆さま、こんにちは。

私は今年の4月に新卒入社するまではアルバイトをしていました。
今回は、私の元アルバイト先であるH&Mのサステイナブルな一面についてご紹介します!

H&Mのイメージ

ご存じの方は、H&Mってどんなイメージですか?やはり「安い」でしょうか。それもそのはず、Tシャツであれば500円出せばお釣りがくる物もあります。

私自身も最初は同じで、志望動機は「安くてよく着るし、海外の雰囲気がかっこいい」程度でした…。

しかし、私が今回皆さまにお伝えしたいのは、H&Mは安いだけのブランドではないということです。

私にとってのH&Mのイメージは「サステイナブル」です。

SHOPPING BAG

H&Mの価値観

H&Mは、80年代から国際展開を始め、今やアパレル小売業の売上高2位につける規模の企業です。
旅行先でも当たり前のように目にしますし、店舗はとても広く、大量の服が陳列されていますよね。
ファッション業界のみならず、世界・地球に与える影響は計り知れません。

そのため、限りある資源に依存し続ける業界の変革を、先導する責任があると考えているようです。
ここで言う資源とは、動物、植物など製品の素材となるものはもちろん、製造・開発に関わるすべての人のことも指します。

アルバイトとして採用されることが決まり、採用担当の方から企業の説明を受けた際、最初に言われた言葉は「サステイナビリティの実現がH&Mの基本的な価値観である」ということでした。

H&Mの取り組み

それではここで、店舗で実感できる、H&Mのサステイナブルな取り組みを3つご紹介します!

衣類回収プログラム
H&Mは自社製品に限らず、不要な衣類を全店舗で回収しています。
回収された衣類は状態によりそれぞれ処理がされ、次の使い道を探していくことになります。
スタッフにとってはこれが最も身近な取り組みで、持ち込まれる不要な衣類の数には驚かされます。
バックヤードには毎日、回収して袋詰めされた大量の衣類の山が出来上がっていました。

紙製ショッピングバッグ
H&Mは他のアパレル企業に先駆けて、2018年からプラスチックの廃止と、バッグの有料化に踏み切りました。
ここで発生した余剰金は、海洋汚染対策のための寄付金として充てられています。
日本国内ではこの取り組みによって、ショッピングバッグ使用量がなんと53%も減少したそうです!
私が卒業する頃には、お客様の間でもかなり浸透している様子でした。(中には手で持って帰る人も!)

オーガニックコットン
H&Mはオーガニックコットンの使用量世界一の企業です。
現在、使用しているコットンは100%がリサイクル、もしくはサステイナブルに調達されたコットンで賄われています。
オーガニックコットン以外にも、再生ポリエステルなどサステイナブルな素材を50%以上使っている製品には、値札と一緒に「Conscious」と書かれた緑色のタグが付けられているんですよ。ぜひ気にしてみてください。

他にも、環境負荷を減らすアイデアを表彰する「グローバル・チェンジ・アワード」の開催や、サステイナブル素材を使用したコレクション「コンシャス・エクスクルーシブ」の発表などを毎年行っています。

4月に2019年のサステイナビリティ・レポートが発表されたので、ぜひ見てみてください!

H&Mの目標

そんなH&Mですが、今後はどのように発展していくのでしょうか。H&Mには、期限を設けた2つの目標があります。

2030年までに原材料を100%サステイナブルにする。
生産・調達の過程で生じる問題解決はもちろん、自社の研究部門では新たな素材の開発に力を注いでいます。目標が発表された2017年の達成率は26%でしたが、現時点では57%となっており、着実に目標に近づいていることが分かります。まさに、業界の変革をリードしていますね。

2040年までにクライメット・ポジティブになる。
クライメット・ポジティブとは、地球環境に与える負荷を超える、プラスの影響を生み出すことです。そのためH&Mは現在、テクノロジーへの投資に積極的に取り組んでいます。例えば、過去のコレクションの中には、製造過程で使用する水を浄化する技術が使われていたんですよ。

GARBAGE

まとめ

H&Mのサステイナブルな一面、どれだけ知っていたでしょうか?

あらゆる社会課題がはびこる今の時代、価格やデザインなどの表面的な部分よりも、理念や目標といった本質的な部分に目を向けることが企業にも消費者にも求められると思っています。

この記事を読んで、少しでも多くの人に驚きや気づきを感じてもらえることができていたら嬉しいです。
私自身も、本当に大切なことを見失わない目を養っていきたいなと思います!

参考サイト

この記事を書いた人

佐藤 尚樹

佐藤 尚樹

2020年メンバーズに新卒入社。神奈川県横浜市出身。履歴書に書く趣味が欲しくてスケボー始めました。最近は友達欲しさに荒野行動始めました。

おすすめ記事

タグ

2020新卒バトンAdobe IllustratorBIツールBOTCCDLab.CSSCSV事例DockerDXECExcelExcel関数GitGoogleAnalyticsGoogleスプレッドシートGoogleデータポータルLT会MembersDinerOJTPhotoshopPythonRubySDGsSEOSimilarWebSlackSNSSocial Art JapanプロジェクトSQLUIUXUXリサーチVSCodeWebディレクションWebディレクターWebマーケティングWeb解析Well-beingWordPressアクセシビリティアナリティクスウェビナーウェビナー運用エシカルエシカルファッションエンジニアオウンドメディアオンラインイベントお悩み相談室キャリアクライアントワークコーディングコミュニケーションコンテンツマーケティングコンペサービスサイト構造サステイナブルサンプルスウェーデンスキルアップセミナーソーシャルアーティストソーシャルクリエイターチームビルディングツールデータディレクションディレクターデザイナーデザインデンマークトンマナナレッジブームの裏側フレームワークプログラミングプログラミング教育フロントエンドマーケティングマネジメントスキルミーティングメタバースメンバーズメディカルマーケティングカンパニーメンバーズルーツカンパニーユーザーテストライティングラボ活動リモートワークショップワークスタイル事例事例紹介仕事術仙台仙台オフィス分析効率化勉強会動画北欧医療業界品質管理地方金融企業基本情報技術者試験広告運用提案数学新卒研修新規構築機械学習気候変動海洋プラスチック問題生産性向上産学連携研修社会課題社会課題調査競技プログラミング脱炭素自動化ツール色彩検定製薬業界試験対策資格開発環境障がい者雇用食の問題